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反マキアヴェッリ論 (近代社会思想コレクション 17) 単行本 – 2016/8/10

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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若きフリードリヒ二世が執筆,文人ヴォルテールが監修し出版された本書は,アムステルダム版を中心に五〇版以上を重ね,英・伊・羅・独等の各国語に翻訳され,同時代のベストセラーとなった.フリードリヒが唱えた「啓蒙専制君主擁護論」は,後のドイツ史の方向を決定づけるものでもあり,ヨーロッパ近代史の理解に資するところが大きい.
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商品の説明

著者について

甲南大学名誉教授。
専門はヨーロッパ社会思想史。
主な著訳書
『啓蒙主義の辺境への旅』(世界思想社、1986)、『倫理の大転換』(行路社、2012)、『思考の自由とはなにか』(晃洋書房、2012)、『異端思想の500年』(京都大学学術出版会、2016)など。
レ一ナル『両インド史 東インド篇』上巻(法政大学出版局、2009)、レーナル『両インド史 東インド篇』下巻(法政大学出版局、2011)、ランゲ『市民法理論』(京都大学学術出版会、2013)、レーナル『両インド史 西インド篇』上巻(法政大学出版局、2015)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 京都大学学術出版会 (2016/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 589ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4814000413
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4814000418
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年2月6日に日本でレビュー済み
著者のフリードリヒ2世は18世紀後半のプロイセン国王で、オーストリアと戦い領土拡大に成功したことから「大王」とも呼ばれ、「啓蒙専制君主」の典型ともいえる人物でした。本書にはフリードリヒの著作の中ではもっとも有名で、当時のベストセラーになった「反マキアヴェッリ論」に、フランスの啓蒙思想家ヴォルテール『習俗試論』からテーマに関係ありそうな3章の抜粋、フリードリヒによる「ヴォルテール讃」、フリードリヒのエッセイ6篇を加えて収録しています。翻訳で読めることを半ばあきらめていたのに…感無量です。

マキアヴェッリの『君主論』は1532年に公刊されて半世紀もしないうちに教皇庁によって「禁書目録」に加えられたいわくつきの書物でした。ヴォルテールは『君主論』の反教会的な主張を高く評価しましたが、弟子のフリードリヒは国を保つための権謀術数を肯定した『君主論』の一章ごとを引用し反論しています。その解釈法は、200年前の著作家に対するものとしては不公平で、逆説や反語であらわされた意見を無視し、または故意に真に受けて、マキアヴェッリを単純化している気がします。

歴史的な考察が本書の最も興味深い部分で、「正義こそ君主の目標」「人民の福祉を優先することは、君主の利益にもなる」という命題を唱えるために、ギリシア・ローマの古代人だけではなく、スウェーデンのカール12世やフランスのリシュリュー枢機卿などの実例を使えたのは、フリードリヒの利点です。また彼はコルネイユやラシーヌなどフランス史劇への趣味があり、一個の文学作品として味読にたえます。

後にフリードリヒが掲げる「君主は国家第一の下僕」という標語と同じ意味の一節は、第一章にあります。世襲の王としての自信や責任感があればこそ、こういうことを言えたのでしょうが、それにしても、国王となってからは『反マキアヴェッリ論』で否定したはずの背信行為や人民の虐待を避けられず、しかも名君とうたわれるようになったフリードリヒの生涯には歴史の皮肉を感じます。
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